ワールドアーキテクチャー・シリーズ(バナナブックス)

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ワールドアーキテクチャー・シリーズ / World Architecture Series

シリーズ最新刊『アントニン・レーモンド チャーチ&チャペル』
著者:内藤恒方 土屋重文、翻訳:牧尾晴喜 ガンター倫子、ケネス・ガンター
2013年10月刊、出版社:バナナブックス

「世界の名建築を1冊で」
コンパクトなA5サイズ、豊富な写真で紹介するシリーズ12冊目。
牧尾が翻訳を手がけるのは8冊目です。
巨匠アントニン・レーモンドの設計事務所で働いた2人のお弟子さんが、
軽井沢聖パウロ教会(1934年)、聖アンセルモ目黒教会(1954年)などの静謐な教会建築とともに、
レーモンド氏のユーモアに溢れると仕事ぶり、生き様を伝えます。


英語と日本語併記の書籍で、全体の翻訳(日本語から英語)を担当しています。
レーモンド氏が、所員が描いた音楽堂のスケッチをみて思わず「OH! NO! ガスタンク!」と言う
場面では笑いましたが、その後まで読んでいて伝わってくるのは、レーモンド氏の優しさです。
この本には、空間デザイン論だけではなく、レーモンド氏の人柄や良い事例としての徒弟制度のエピソードが詰まっています。

なお、代表の牧尾と併記されている2人も弊社のスタッフで、
いつも素晴らしい仕事を届けてくれています。