実績」カテゴリーアーカイブ

a+u 2015年5月号(エー・アンド・ユー)

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a+u 2015年5月号(エー・アンド・ユー)

2015年4月末刊行、新建築Online
特集:ロンドン–建築と街の更新


建築の面でも盛りあがっているロンドンの近況と、
そこへと至る近代建築を紹介する特集です。

アダム・カルソ(カルソ・セント・ジョン・アーキテクツ)、
サム・ジェイコブ(サム・ジェイコブ・スタジオ)、
ステファニー・マクドナルド(6aアーキテクツ)、
といったロンドンで活躍する建築家のコメントの翻訳を担当しています。

広場 (淡交社)

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広場 / Hiroba: All about “Public Spaces” in Japan

隈 研吾、陣内秀信/監修
鈴木知之/写真
翻訳:アルフレッド・バーンバウム、牧尾晴喜
2015年4月刊、出版社:淡交社

教会などを中心としたパブリックスペース=〈広場〉をもつ西洋都市に対し、
日本では古来「ニワ」と呼ばれる、仮設性・公共性の高い場が都市の〈広場〉でした。
現代都市の中での広場を紹介・検証しています。

監修の隈研吾さん、陣内秀信さんの2人のほかに、小野寺康さん、永山祐子さんも寄稿されています。


ほぼ全体の翻訳(日本語から英語)を担当しました。
一部を翻訳されているアルフレッド・バーンバウムさんは、村上春樹さんや宮部みゆきさんの作品など、
日本文学の英訳でも有名です。

a+u 2015年4月号(エー・アンド・ユー)

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a+u 2015年4月号(エー・アンド・ユー)
2015年3月末刊行、新建築Online
特集:クリスト・アンド・ガンテンバイン


表紙に掲載されている「ガーデン・パヴィリオン」や「アーレスハイムの住宅増築」
「スイス国立博物館」「バーゼル美術館」等の
プロジェクトの概要説明やエッセイなどの翻訳を担当しています。

敷地周辺のコンテクストとの関係性から建築を考える彼らの姿勢が存分に伝わる特集です。
ぜひご覧ください。

長谷川豪 カンバセーションズ ―― ヨーロッパ建築家と考える現在と歴史 (LIXIL出版)

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長谷川豪 カンバセーションズ ―― ヨーロッパ建築家と考える現在と歴史
/ Go Hasegawa Conversations with European Architects

著者:長谷川豪
2015年3月刊、出版社:LIXIL出版

モダニズムを継承する巨匠アルヴァロ・シザ氏からヴァレリオ・オルジャティ氏、ペーター・メルクリ氏、
アンヌ・ラカトン&ジャン=フィリップ・ヴァッサルら50 年代生まれの建築家たち、
さらに70 年代生まれのパスカル・フラマー氏、ケルステン・ゲールス&ダヴィッド・ファン・セーヴェレンまで、
ヨーロッパの建築家6 組に長谷川豪さんが、いま建築をつくることと歴史に向き合うことについて問いかける内容です。


6本中、4本の翻訳(英語から日本語)を担当しました。
それぞれのインタビューの雰囲気がある原稿だったので、臨場感をどうやって伝えるかを考えながらの作業でした。

a+u 2015年3月号(エー・アンド・ユー)

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a+u 2015年3月号(エー・アンド・ユー)
2015年2月末刊行、新建築Online
特集:カルソ・セント・ジョン・アーキテクツ


表紙にも掲載されている「テート・ブリテン、ミルバンク・プロジェクト」や
「ザンクト・ガレン大聖堂の内陣」等のプロジェクトの翻訳を担当しています。

カルソ・セント・ジョン・アーキテクツが、英国をはじめヨーロッパ各国で受け入れられている理由に迫る特集です。
ぜひご覧ください。

a+u 2015年2月号(エー・アンド・ユー)

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a+u 2015年2月号(エー・アンド・ユー)
2015年1月末刊行、新建築Online
特集:One SOM – 21世紀のSOM


「プルタミナ・エネルギー・タワー」等のプロジェクトのほか、
組織の概要説明などの翻訳を担当しています。

過去の拙訳『死ぬまでに見たい超高層ビル』でも多数のプロジェクトが紹介されていたSOM、
その組織的な全容が明らかになっています。
ぜひご覧ください。

a+u 2015年1月号(エー・アンド・ユー)

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a+u 2015年1月号(エー・アンド・ユー)
2014年12月末刊行、新建築Online
特集:ラテン・アメリカ、25のプロジェクト


「大都市における要求」
「ルイス・アルドレーテ」
などの翻訳を担当しています。

ラテン・アメリカのダイナミックなプロジェクトが多数紹介されています。
ぜひご覧ください。

a+u 2014年12月号(エー・アンド・ユー)

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a+u 2014年12月号(エー・アンド・ユー)
2014年11月27日刊行、新建築Online
特集:建築家たちのエクスペリメント


「ローター インタヴュー:建設現場の需要と供給をつなぐ」
「ホーフヴリートの共同住宅/パーク・スーパーマーケット/レジリエント・シティ2050」
などの翻訳を担当しています。

読んでいるほうもそうだと思うのですが、翻訳をしていても、
さまざまな短いコラムで構成される雑誌記事には、テーマを掘り下げていく書籍とは違った面白さがあります。
「建築家たちのエクスペリメント」という特集ですが、牧尾が担当した記事のなかだけでも、
中古建築材料、新しい共同住宅、気候変動、と内容は多様です。

上記リンク先の「新建築Online」では、パーク・スーパーマーケット掲載ページの
サンプル画像なども掲載されていますのでぜひご覧ください。

ナチュラル アーキテクチャーの現在 (BNN新社)

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ナチュラル アーキテクチャーの現在 / Natural Architecture Now

著者:FRANCESCA TATARELLA、翻訳:牧尾晴喜
2014年7月刊、出版社:BNN新社

「芸術を風景に解放する」をテーマとする“ナチュラル アーキテクチャー”の第2巻。
24組のアーティストや建築家が、オーガニックな素材や自然環境を用いて創り出した、
美しく神秘的なアートの実録を、写真、スケッチ、模型を用いて紹介しています。


全体の翻訳(英語から日本語)を担当しました。
世界各地に、そして環境問題にも思いを巡らせながらの翻訳でした。
基本的には英語からの翻訳でしたが、気になる箇所ではイタリア語版も参照しています。

「家」とは何か―アルヴァロ・シザの原点(新建築社)

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「家」とは何か―アルヴァロ・シザの原点 / A casa em Roberto Ivens
著者(インタビュー聞き手):ジョゼ・サルガード
翻訳:牧尾晴喜
2014年5月刊、出版社:新建築社

世界的な建築家のアルヴァロ・シザが、若き日から半世紀にわたり、
父親をはじめ家族とともに思索し、つくり継いだ住宅。
この住宅を舞台に、素材・採光・プロポーション・色彩・プランニングなどの決定、
それらの関係性の演出が、家族のエピソードやプロセスとともに語られます。
建築の原点ともいえる、「家とは何か」という普遍的な問題へのシザの答えが、ここに。


全体の翻訳(英語から日本語)を担当しました。
いわゆる「建築家の本」にしては珍しく、シザの家族や親戚が多数登場します。
翻訳では、たとえば「uncle」が「伯父」なのか「叔父」なのか、あるいは「brother」が「兄」か「弟」か、
といったことの確認も必要でした。
翻訳は単に言葉を置き換えるだけではなく、その言葉が抱えている文化や習慣もうまく伝える必要があることを
改めて感じます。